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入浴介護と脱水

 ある日、入浴介護を終えた高齢者の方が入浴後のお茶のおかわりを申し出ました。普段はそのような訴えのない方でしたのでおかしいと思いましたが、おかわりに応じるとすぐに飲み干しさらにもう1杯要求してきました。その方は糖尿病をお持ちの方でしたのでポカリなどではなく、もう1杯お茶を差し出すと、しばらくして「苦しい、もう1杯お茶をくれ!」と訴え始めました。
 さすがにこの状況はおかしいと思いすぐに看護師に報告すると、脱水と判断したようで、すぐにベットに臥床していただきました。別のスタッフが入浴介助にあたっていたのでどのような入浴の仕方だったのかはっきりとは分かりませんでしたが入浴介助の恐ろしさを感じた一件でした。
以後、このようなことが起きないように入浴介護の基本を守り介助にあたっています。
 そして今回はもしこのようなことが起きた場合どのように対処すればよいか考えてみました。

脱水の症状

 まず典型的な症状は喉の渇きです。この方は普段では考えられないほど喉の渇きを訴えておられました。そして、疲労感やめまいを感じ「苦しさ」を訴えるようです。

 それではそのような訴えがあり、その訴えの原因が脱水にあるとした場合、どのように対応すればよいのでしょうか?

脱水の対応

 基本的にはスポーツ飲料等を飲んでいただき、頭(頚部)、脇の下、鼠径部などをクーリングします。

ただし意識のない場合は救急車を要請し指示にしたがってください。

最後に

 入浴後は脱水のみでなく、低血糖や脳血管障害なども起こりやすくなります。何か原因でそのような状態になったか安易に判断せずに看護師等に相談しましょう。
*なお低血糖の症状には空腹感、動機、震えなどがあるそうです。

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