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高齢者の冷え性

 高齢者の手足をさわり、その冷たさに驚いたことはないでしょうか?私はとある利用者さんのご家族に「こんなに手足が冷たくて大丈夫でしょうか?」と質問され、当時新人だった私は何も分からずとりあえず看護師さんに相談したことがあります(笑)。
そしてその時の看護師さんの返答は「普段と異なる様子がなく、ただ手足が少し冷たいだけなので問題ない」との事でした。そのため今回は冷え性に関する簡単な知識を勉強してみました。

高齢者と冷え性

 高齢になると新陳代謝や血液循環の低下により、体全体が冷えやすく冷え性になるのは仕方のないことです。そのため普段と違う様子がなく、ただ手足が冷たい程度でしたらあせる必要はないように思えます。ただし言語がもつれる、皮膚が青白くなるなどの症状が見られた場合は低体温症の恐れがあるので、すぐに医師・看護師に相談し適切な対応が求められます。
 では低体温症までいかないちょっとした冷え性の場合、介護職としてどのような対応をとればよいのでしょうか?

高齢者の冷え性対策1

 高齢になると体温調節機能が低下し、冬は体温を上げることができず冷えやすく、夏は体温の発散ができないため熱がこもり体温があがりやすいです。そのため少し体が冷えている、または熱がこもっていると感じたらまずは部屋の室温や衣類で調整をしてあげてください。

高齢者の冷え性対策2

 ただその場その場で体温調節を行なうのみでなく、散歩やストレッチなどの適度な運動して血行をよくし、冷え性を予防をすることも重要です。施設に入居している高齢者は運動の機会も少ないと思いますので、ぜひ冷え性予防に運動を促してみてください。

最後に

 ここまでの対応が出来れば介護士としての役割を果たしているのではないでしょうか。もしこれ以上の症状がみられた場合は介護ではなく医療の分野になりますので、安易な判断はせず医療職に相談してください。私も当時、ここまでの対応が出来ていればと振り返ります。

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