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介護と薬の副作用

 今回は実際に体験した介護現場での薬の副作用についてお話しします。
薬の調節などは介護福祉士にはできませんが、もし利用者様の様子に急な変化が見られた場合は医師・看護師にその状態を正確に伝え適切な対処をしていただくことが求められます。

薬が処方されるまで

 ある日Aさんがてんかん発作をおこし病院を受診しました。Aさんの様子に変化がみられたのはそれからです。Aさんはその後、以前はできていたスプーンを持つことやサポート付きで立位をとることが難しくなり、声かけにたいする反応も鈍くなってしまったのです。

発見と対策

 当初、経験の浅い私はAさんがどのような薬を飲んでいるか知らず、「もう寿命なのかな。」「どこか細い血管でもつまってしまったのかな?」「認知症が進行したのだろうか?」と勝手な想像をしていました。しかし、その状態を上司に伝えると「薬の副作用の恐れがある」と判断し、医師に上申した上で薬の調整が行なわれました。
 そしてその後Aさんは以前のような状態に回復したのです。もしこのまま薬の事実に気付かず、Aさんが寝たきりになってしまっていたらと考えると恐ろしく思います。

介護福祉士と薬

 医師は薬を処方しますが、その後の経過観察を頻繁に行なうことができません。また自宅でご家族により介護を受けている高齢者であれば、家族が毎日観察し、医師に受診する際も付き添うことが多いと思いますので発見しやすいと思います。
 しかし現状では、多くの施設で医師への受診の際は看護師が付き添うケースが多いと思いますし、介護士も交代勤務であり薬の内訳まで知らされるケースは少ないと思います。
その為、介護福祉士も意識を高く持ち、利用者様の状態が急変した際は看護師等に薬の変更などがなかったか尋ねてみることも重要なのかもしれません。

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