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はじめに

 認知症とは特定の病気名ではなく、アルツハイマー病やレビー小体病・脳血管性認知症などにより、記憶障害・見当識障害・人格の変化などが起こり日常生活に支障をきたす状態を言います。
 私はこのページを認知症介護に悩む家族、介護職員のために記載いたしました。今までしっかりしていたおじいさん、おばあさんの行動に違和感を覚えつい暴言をはいてしまったり、何度も同じ訴えをする介護施設のお年寄りに対しきつい対応をとってしまってはいないでしょうか?
 反撃のすべを持たない認知症者へのそのような対応は見るに耐えません。私は、私の祖母が認知症になった時の家族の祖母に対する暴言に怒りを覚えたことがあります。そのようなことにならない為にも、認知症による症状を理解することが大切です。認知症の症状のためにとっている行動(ex繰り返し同じ訴え、徘徊、食事・入浴拒否等)に対していくら注意をしても効果は限りなく薄いです。時には認知症者の症状をより悪化させる危険さえあります。
 そのような対応をしない為にも、まずは認知症にはどのような症状がみられるか?そしてどのように対応すればよいのか一つづつ見ていきたいと思います。

中核症状と周辺症状

 認知症の症状を理解するにあたり重要な事は、認知症の症状には中核症状と周辺症状があるという事です。
 中核症状とは記憶を中心とする必ず出現する症状のことであり、周辺症状とは中核症状があるために見られる症状です。例えば中核症状である「判断力の低下」により周辺症状「不安」がおきたり、中核症状である「見当識障害」のために周辺症状である「徘徊」がおきたりします。
 介護において多くの場合、直接的には周辺症状に対しケアを行うわけですが、その周辺症状の原因となる中核症状が何かを理解しケアを行うことが重要となってきます。

それでは中核症状と周辺症状に対する対応をそれぞれ見ていきたいと思います。
認知症の中核症状へ
認知症の周辺症状へ

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